腰痛と尿漏れ体操の関係

尿漏れ

最近、中日新聞に掲載されました尿漏れ対策として「骨盤底筋体操」について、質問されました。簡単言えば「お尻を閉める」体操ですが、新聞、テレビ、又病院で体操指導されている方法を皆さんされても、実際にはなかなか、閉まるものではありません。その場で皆さんにやっていただきますが、やはり上手くできていません。ちょっとのコツが違います。
文面では、説明できませんので、来院していただくか、「チアキ教室」にでも参加していただくと、ご指導させていただきます。
又、この骨盤底筋は「尿漏れ疾患」だけでなく、ヘルニア、脊柱管狭窄症等の下肢痛の方にも有効ですので、正しい骨盤体操を覚えて下さい。
今回は骨盤底筋について説明いたします。
骨盤腔の下壁を骨盤底と言い

  • 骨盤隔膜・・肛門挙筋、坐骨尾骨筋、上・下骨盤隔膜筋膜
  • 尿生殖隔膜・・浅会陰筋膜、浅会陰横筋、深会陰横筋、外尿道括約筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋、多肛門括約筋

これらの筋の神経支配は陰部神経支配になります。だから自律神経(服交感神経)が関与しますので、スパイラルテ-プ療法も効果あると言うわけです。