2020.06.16
カテゴリ:解剖学
腸骨筋と腰痛
本日来院の腰痛の患者様、座位痛、動き始めの痛みを訴えられていました。OT103検査はR9.2-5.3RM 下焦 奇経療法しまして、まだ少し座位痛がありましたので、腸骨筋にテ-プして痛みは消失しました。
腸骨筋の説明を致します。
部位による分類では内寛骨筋で腸骨筋群(大腰筋、小腰筋、腸骨筋)に属します。
- 腸骨筋
- 起始:腸骨窩の上部2/3、腸骨稜、、前仙腸靭帯、腰仙腸靭帯及び腸腰靭帯、腸骨翼
- 停止:大腰筋腱、小転子、股関節包、大腿骨体
- 機能:股関節屈曲、下肢を固定した場合には骨盤を前方に傾ける
- 神経:大腿神経の筋枝
- 動脈:腸腰動脈の腸骨枝 上殿動脈