中高年の節制は寿命を縮めるぞ!

食べ物で老けない方法 第2弾

中高年の節制は寿命を縮めるぞ!

人は早ければ40歳から、遅くても60歳ぐらいで更年期を迎えるが、この時期に体と脳は大転換期を迎える。食習慣や脳の使い方で、その後の人生は大きく変わるという。どのように老いを防ぎ、老いたらどう生きるか。アンチエイジングに力を入れる、人気の医師に聞いた。

「質素倹約を美学とする」のが日本人だと、高齢者の精神医学を専門としてきた和田秀樹医師は言う。
「粗食が健康にいいと、皆が信じる。ストイックな生き方を好む国民性もあるでしょう。食べたいものが食べられるのはぜいたくだという気持ちもあるのかもしれない。年とともに揚げ物や肉を食べることがためらわれる」(和田医師、以下同)
 和田医師は、心と体の若々しさを保つためにアンチエイジング(老化を遅らせ、若さと美しさを保つこと)を積極的に勧めるが、「痩せたほうが健康にいい」という風潮にうに疑問を呈する。
「本当に太っている人が早死にするのか。体形別の平均余命を調べた調査でも、“40歳時点で太り気味の人”の平均余命が長く、実際に太めの人のほうが元気で若々しいことが多い」
 体重や腹囲は大まかな判断基準にすぎず、重要なのは高血圧や血糖値などの危険因子だ。体重が少なくても、内臓脂肪が多ければ生活習慣病のリスクは高まる。
 和田医師は欧米追随の健康&治療法を、問題点としてあげる。日本人の死因は、1980年までは脳血管疾患であったが、それ以降は一貫して「がん」がトップ。がんは「太った人がなりやすい病気ではない」にもかかわらず、心疾患の死亡率が高い欧米諸国に倣い、国はメタボ防止を推進する。
「確かにコレステロール値が高いほど心疾患での死亡率は高い。ところが、がんに関してはコレステロール値が高いほうが免疫機能が良く死亡率が低い。だとすれば、がんで死亡する人の多い日本で、コレステロール値を下げる医療や食べ方のままでいいのでしょうか。また、世界中の大学の医学部がニュートリションを大事にする(患者を支援するために栄養作用を学ぶ)なかで、日本の医学部は栄養学を教えない。栄養を知らない医師が食べ物のいい悪いを論じ、患者の検査正常値のために節制を強いている部分がある」

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