粗食、糖質制限に潜む危険

食べ物で老けない方法

粗食、糖質制限に潜む危険
ベジタリアンで動脈硬化の人が、時々います」と森さん。野菜は体にいいはずなのに、なぜだろうか。
肉や魚、卵などを全く食べないと、鉄、亜鉛、ビタミンB12を摂取できず、その結果“ホモシステイン”という動脈硬化を引き起こす物質が増えてしまいます。ホモシステインは体内に葉酸やビタミンB12があれば、必須アミノ酸の一種、メチオニンとなることができますが、野菜など植物性食品にはビタミンB12がほとんど含まれていません」
 ごはんと味噌汁、漬物で構成される「粗食」も危険。たんぱく質や脂質を摂取せず、塩分の多い味噌汁、漬物ばかり食べ続けると、血管や細胞膜が弱くなり、脳出血を起こす危険が。筋肉量が減り、見た目もやつれる。特にシニア層は、野菜や海藻だけでなく、少しでも食べやすい形態にした「肉」など動物性たんぱく質の補給を心がけたい。
「肉や糖質類を食べない、極端な食生活の人も気になります。糖質制限は、もともと糖尿病の人のために考えられた特殊な食事法。まだ数年分のデータしかなく、長期的に安全という科学的根拠もありません。摂取カロリーのうち、少なくとも半分は炭水化物(糖質)で摂ったほうがいいでしょう」

~「老けない人は何を食べているのか」(青春出版社)著者の栄養管理士森由香子~

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