味覚が変化したら体内に異変!?

冬に効く食と健康のウソホント

味覚が変化したら体内に異変!?
 普段なら好まないものを食べたくなったり、濃い味を求めるなど急に味覚が変わったら、その陰に亜鉛不足があるかもしれない。
「本来、普通に食事を取っていれば、亜鉛不足にはなりにくいといわれています。ただ近年はジャンクフードを食べる人が増えたり、精製される過程で栄養素が低下しがちなレトルト食品が豊富にあり、摂取不足になることがあり得ます。偏食が続く人は、亜鉛が豊富に含まれる牡蠣や牛肉を食べましょう。亜鉛が不足すると味覚を感じにくく、濃い味を好む傾向がある」
 また、うつ病やホルモンバランスの変化で亜鉛が消耗したり、精製できずに足りなくなることがある。糖尿病の人も、亜鉛不足に加えて神経障害が起こりやすく、味覚が変化するという。
 氷をたくさん食べたくなる「氷食症」という病気もある。栄養素が含まれていないものが食べたくなる「異食症」の一種で、メカニズムは明らかではない。
「貧血やストレスが関係している説が有力です。貧血は酸素を運ぶ赤血球が不足している状態。自律神経がきちんと機能しなくなり、体温調節ができずに体温や口の中の温度が上昇して、氷が食べたくなるようです」
 異食症では、氷以外にも紙や土、毛が食べたくなる人がいるという。
 そのほか、無性に辛いものが食べたくなったらストレスがたまっている可能性があり、甘いものを欲したら脳が疲労している時。
脳は体全体の20%の代謝量を持つといわれます。臓器の面積で考えると、小さい割に消費量が高いですね。脳が疲労すると、栄養分である糖分が欲しくなります。チョコレート一かけら食べると、すぐにエネルギー源になって回復します」
 食行動に表れる体からのサイン---見逃さないようにしよう。そして疲労が蓄積している時や風邪をひいた時、二日酔いなどのシーンに合わせて、“体に優しい食事”を選択したい。
管理栄養士望月理恵子 著書「健康管理する人が必ず知っておきたい栄養学の○☓」参照

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